トイレの便座ヒーターが効かなくて冷たいときの対処方法

 

 

 

温水洗浄便座

 

真冬に便座が冷たくなった経験ありませんか?心臓が止まるのではないかと思うほどびっくりしますよね。今回はトイレの「便座ヒーターが故障したとき」の対処方法について解説します。

 

 

便座ヒーターが効かなくなる原因は「使い方」か「故障」のどちらかです。使い方に問題がある場合は、ご自身で解決できます。故障の場合はメーカー修理になります。

 

 

ということで、まずは「使い方」か「故障」を切り分ける必要があります。診断できるようチェックするポイントをまとめましたので、順番に確認してみてください。

 

 

 

【1.節電モードになっていないか】

 

ほぼ全てのメーカー(TOTO、LIXIL、Panasonicなど)の暖房便座には「節電機能」が搭載されています。節電モードに設定していると、電力を抑えるために便座温度が低くなります。

 

 

節電モードをオン(入り)にしている場合はオフ(切り)にするだけで、便座温度が復旧するかと思います。

 

 

 

【2.着座センサーが汚れていないか】

 

温水洗浄便座(ウォシュレット、シャワートイレなど)には、着座センサーが付いています。着座センサーとは、座っているかどうかを検知するためのセンサーです。

 

 

▼黒い窓が着座センサー

 

 

 

この着座センサーが汚れていると、人がずっと座っていると勘違いしてしまいます。長時間座っていると「低温やけど」の危険があるため、トイレが自動で便座ヒーターを切るようになっています。自動で切れる時間の目安は1時間です。(各メーカーによってことなります)。

 

 

この場合、着座センサーをキレイにしてあげればヒーターは復旧します。かたく絞った雑巾やウエットティッシュで拭けば簡単にキレイになります。

 

 

▼着座センサーの汚れ

 

 

 

【3.着座センサーに干渉物はないか】

 

トイレのフタや便座に「カバー」を掛けて使用している場合は注意が必要です。着座センサーに便座カバーなどが干渉していると、汚れと同様の理由でヒーターが切れます。

 

 

着座センサーに干渉しないように、カバーを掛け直すか、撤去するようにしてください。

 

 

 

ここまでが「使い方」に起因する原因です。該当するようでしたら、対処さえすれば再発することなく使用できるかと思います。

 

 

 

では、ここからは上記に該当しない場合をご説明します。つまり、「故障」の場合です。

 

 

「故障」の場合は、残念ながらご自身では修理は不可です。メーカーに修理をお願いするしかありません。というよりメーカー修理でしか直りません。

 

 

大事なポイントですので、もう一度言います「メーカー修理でしか直りません」。つまり、水回りの業者、水道屋さんなどでは絶対に直りませんのでご注意ください。

 

 

本体を分解しての修理になりますので、メーカーアフター以外では認められていない修理です。必ずメーカー修理に問合せしましょう。問合せ先は「トイレ本体」や「説明書」に記載されています。

 

代表的なメーカーの修理受付センターの電話番号は下記の通りです。

 

 

■TOTO 0120-1010-05

(商品名 ウォシュレット/ネオレスト)

受付時間 9:00~17:00

 

 

■LIXIL(INAX) 0120-179-411

(商品名 シャワートイレ/サティス)

受付時間 9:00~19:00

 

 

■Panasonic 0120-878-709

(商品名 ビューティトワレ/アラウーノ)

受付時間 9:00~18:00

 

 

 

 

ちなみに、メーカー修理となる場合の故障原因を以外にまとめました。参考になると思いますので、あわせて読んでみてください。故障原因は概ね2つです。

 

 

 

【原因1.ヒーター故障】

 

ヒーター自体が働いていない状態です。配線が断線していて、ヒーターに通電されていないケースです。また、湿気などで配線が腐食しており、通電されないこともあるようです。

 

 

便座の中に水気が入り込むと故障の原因になります。便座の隙間に、水やオシッコをかけないようすると対策になります。

 

 

▼便座の中身

(右側の銀部がヒーター)

 

 

 

 

【原因2.サーミスタ故障】

 

サーミスタとは簡単に言うと温度計です。温度を正しく計測できていない場合にも便座が冷たくなります。

 

 

低い温度でも正常だと検知している場合が考えられます。また反対に、温度が高すぎると検知している場合にも「ヤケド防止の安全装置」が働いてヒーターを切ってしまいます。

 

 

▼便座サーミスタ

 

 

 

 

 

 

この場合、コンセントを抜いて入れ直すと復旧することがありますが再発します。リスタートにより温度上昇してる間は温かくなるのですが、結局サーミスタのエラーが発生します。

 

 

 

いずれの場合においても、メーカー修理にお願いしてください。メーカーや機種によって修理費用は大きく変わりますが、目安をまとめました。

 

 

・便座の交換 1.5〜3万円ほど

 

 

・便座+基板の交換 3〜6万円ほど

 

 

 

あくまで目安です。修理の概算を知りたい場合は、サービスマンに直接聞くと正確な修理費用を教えてもらえます。

 

 

修理受付を済ませると、サービスマンから連絡があります。その際に症状を伝えて概算を教えてもらうと良いでしょう。

 

 

サービスマンがご自宅へ訪問してからですと、出張費が発生してしまいます。電話の段階で修理代が見合わない場合は、その電話でキャンセルすればお金を掛けずに済みます。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。便座ヒーターの仕組などご理解いただけましたでしょうか。ヒーター故障は万が一の場合、火事に発展する可能性があります。放置せずに必ず対処しましょう。