間違ってる人が多い「水漏れ」の正しい意味

 

 

水漏れ、止水不良

 

 

■約半分は間違っている

 

「トイレの水漏れ」「蛇口(水栓)の漏水」なんて修理依頼をよく受けます。水のトラブル全般を「水漏れ」または「漏水」と言われがちですが正しくは間違いなのです。お客様の言う「水漏れ」のおおよそ半分は「水漏れ」ではなく「止水不良」なのです。その違いをご説明します。

 

 

 

■「水漏れ」と「止水不良」

 

「水漏れ」は出てはいけないところから水が漏れ出ている状態であって、「止水不良」は水が止まらない状態です。例えば、お風呂のシャワーヘッドからポタポタ水が落ちており止まらないのは「止水不良」であり「水漏れ」ではありません。「水漏れ」は、「シャワーホースの途中から水が出ちゃってる」とか「蛇口のハンドルから水が出てる」とかの状態です。(他にもいろいろあります)。

 

 

 

■トイレの例だと

 

床が水でぬれていたらだいたい「水漏れ」です。便器の中にチョロチョロと水が流れ出て止まらい状態は「止水不良」です。

 

 

 

■別にどっちでもよくない?

 

って思うかもしれませんが、修理依頼をする際に、水道屋さんへ正確に症状を伝わることは大変重要です。水道屋さんの事前準備にも影響しますし、なにより水道屋さんにナメられないです。ナメられないって言うと響きが悪いですけど、業者の方にちゃんと分かってるって意思表示がボッタクリ被害を未然に防ぐことになります。(そんな悪い水道屋さんは少ないですけどね)。なにはともあれ正しい言葉を使うことは良いことですよね。

 

以上、「水漏れ」の正しい意味についての説明でした。「止水不良」との違いについてご理解いただけましたでしょうか。皆様のお役に少しでも立てましたら幸いです。

 

 




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