【浴室】ツーハンドル水栓(デッキタイプ)のポタ漏れ修理方法
▼デッキタイプ水栓(ツーハンドル)
お風呂の浴槽に、お湯を溜めるために設置されているデッキタイプの水栓についてです。
経年劣化により、水の止まりが悪くなったり、ハンドル操作が固くなったりします。
ある程度、工具をお持ちの方であれば、修理はDIYでも可能です。動画で確認いただけると分かりやすいので、せびチェックしてみて下さい。
▼動画で確認される方はこちら
※YouTubeチャンネル(トイレTV)
以下、動画の内容をテキストでまとめてあります。動画を見られる環境にない方は、お読みいただたらと思います。
■パーツ交換するだけ
作業内容としては、ハンドルの内部に入っている部品交換をするだけです。
以下の展開図を見てもらえますと、一目瞭然かと思います。
▼KM82Gの展開図(分解図)
▼パーツ一覧表
交換する部品は「7番」(※8,9も含んだ部品)の止水ボンネットユニット(Z463K)です。「止水ボンネットユニット」は、KVK製の部品名称ですので、TOTO製やLIXIL製など他社メーカーでは名称が異なります。
「止水バルブ」や「スピンドル」と言った名称ですが、役割や交換方法など同じモノと考えて問題ないです。
■交換の手順
作業前に、大元(水道メーターのところ)で水を止めて下さい。確実に止水出来ていることを確認してから行います。
では、展開図を元に交換手順を説明いたします。まずは、1番の「ハンドル」を外します。上部のキャップを外し、プラスネジを緩めれば簡単に外すことができます。
続いて、5番「ハンドル部カバーフランジ」を外します。モンキーレンチで左回しに緩めていけば外れます。
最後に、「止水ボンネットユニット」を外します。モンキーレンチで左回しで外れます。
▼止水ボンネットユニット【左:旧品 右:新品】
あとは、外したときと反対の手順で組み付けていくだけです。その際に、シリコングリスがあると便利です。
万が一、口に入ってしまっても大丈夫なようメーカーの純正品のシリコングリスをご使用するようにしてください。
■最後に
作業内容は簡単ですが、状態によっては固着していて外れにくい場合があります。その際は無理をせずプロに相談されることを推奨します。
無理矢理に力を加えると、破損して元に戻せなくなることがあります。最悪のケースですと、水栓の本体交換だけでは済まず、浴槽まで交換しないといけないこともあり得ます。
くれぐれも注意をして行っていただけましたらと思います。