断水時のトイレの流し方
断水時のトイレの流し方についての話です。自宅が断水状態になることは「災害時」や「自宅周辺の工事」などそれなりにあります。ではさっそくご説明します。
■バケツに水を入れる
バケツに5〜6リットル程度の水を入れて下さい。断水時ですので水が確保しにくいかと思いますが、お風呂の残り湯で問題ないです。また、エコキュートに溜まっているお湯から取り出すということも出来ます。
■便器に直接、水を注ぐ
バケツを両手でしっかり持ち、勢い良く流し込んで下さい。一気にザバーンという感じです。その際、便器の外への水はねに気をつけて下さい。
汚物やトイレットペーパーが残るようでしたら数回に分けて行って下さい。
■水面の高さ調整
キレイに流れ切った後、便器内の水面が下がりすぎてしまうことがあります。そのままですと配管から臭いニオイが上がってきてしまいますので、水面を通常の高さまで上げる必要があります。やり方は簡単です。優しく水を注いぐだけです。一定の高さまでしか水面は上がりません(それ以上は排水されてしまいます)ので、500mlほど注げば十分です。便器の型式によって水面の高さは違いますので、日頃から水面高さを確認しておいておかれた方が良いでしょう。いつもの水面の高さになればOKです。
■タンクレストイレの場合
TOTO、LIXIL(INAX)のタンクレストイレは同じ方法で問題ありません。タンクレストイレの場合は、停電時にも流せなくなりますので、この方法を覚えておくと安心です。
Panasonic(アラウーノ)は、バケツで流す前にバルブの操作が必要になります。
▼下記リンクを参考になさって下さい
https://sumai.panasonic.jp/saigai/toilet/
また、タンクレストイレの場合は機種によって手動で流せる機能が搭載されていることがあります。流し方はそれぞれですので、説明書を確認して指示通りに行って下さい。