水まわりの汚れについて知っておくべき知識
■汚れは大きく分けて2種類ある
1つ目は「変色」、2つ目は「付着」による汚れです。どちらも見た目には汚れて見えますが、全く違うものです。
■変色による汚れ
変色による汚れは原則落ちません。残念ながらあきらめるしかありません。変色の原因は様々ですが、日焼けだったり、洗剤による化学変化だったり多様です。対策としては、強い洗剤を使ったときは充分にすすぐ等、日常の使い方に注意するしかありまん。
■付着による汚れ
付着による汚れは頑張れば落ちます。頑張ればですが、笑。で、どう頑張るかですが大きく2パターンです。1つ目は、洗剤で汚れを浮かせて落とす。2つ目は、力ずくで剥がす。
洗剤で落とす際は、弱い洗剤から試していきましょう。弱いとは、具体的には中性のものです。「中性」のものは材質を傷めにくいので安心ですが、汚れ落としの作用としては弱いです。日常的には「中性洗剤」を使用すべきです。中性洗剤で落ちない場合は、酸性またはアルカリ性(汚れによって作用が違います)の洗剤を試していきましょう。
力ずくで剥がすパターンは、「研磨」です。ひたすら擦り落とします。研磨剤の入った洗剤(クレンザーやコンパウンドなど)や耐水ペーパー(紙ヤスリなど)で汚れを剥がし落とします。
その際に注意すべきは、汚れていない場所を削って傷つけないようにすることです。テーピングなどの「養生」をしっかりして、汚れだけを擦り落とすようにしましょう。
■まとめ
汚れは、「変色」か「付着」のどちらかです。変色は日常の対策をする。付着はこまめに落とす。大掃除のとき困らないよう日頃から対策を意識して下さい。水まわりはキレイピカピカだと気持ち良いです。