大掃除前にチェック!トイレのストレーナーは外すな

 

 

■ストレーナーとは

 

配管からのゴミがトイレ機器内に入らないように、設置されているゴミ取り網です。古い配管(鉄管)を使用している家ですと、鉄管内のサビなどが剥がれて、水と一緒にトイレや蛇口へ流れ込んでくることがあります。そのサビなどが機器内に入ってしまうと故障の原因になるので、それを防ぐためにストレーナーが設置してあります。

 

 

▼トイレのストレーナー

 

トイレ等の説明書には、定期的にストレーナーを清掃するように記載されております。しかし、注意が必要です。

 

 

 

■ゴミはほとんどない

 

ここ20年ほどの家では、鉄管は使われていません。また、一般的な上水道(水道水)にはゴミなど混入してこないです。

 

※井戸水などを使っている場合は、不純物が流れ混んでくることがあります。

 

 

 

■ストレーナー清掃はしなくてOK

 

上水道(水道水)を引いている場合、まずストレーナーを清掃する必要はありません。説明書には、定期的にストレーナーを外して清掃してください、と記載されていますが、その必要はないのです。

 

「ストレーナーを外して、元に戻らなくなった。」という問合せをいただくことがあります。特に大掃除のタイミングが多いです。普段はやらない掃除を頑張ってやられたのでしょう。説明書にも書いてありますので良いことなのですが、それで業者を呼んだのでは痛い出費です。

 

ストレーナーが詰まると水量が極端に細くなります。水量がいつも通りでしたら、無理にストレーナーを清掃しないことをオススメします。

 

 

 

 




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